もし熱中症患者に応急処置の最中、「寒い」と言われたら?

落ち着いて下さい。
意識のあるうちに応急処置ができるのだから
むしろチャンスと思って下さい。

大丈夫。適切な対応(比較的涼しい場所に患者を移動させ、首を冷やす等)を
すれば元通り健全な身体を確実に取り戻すことが出来ます。

熱中症で寒いと感じているならおそらくかなり危険な状態です。
「やばそうだな…」と思ったらすぐに119(救急車)を呼ぶべきです。

この記事では

  1. 日本で熱中症になった人の数と死者の数

  2. 若くても熱中症で死ぬ

  3. 熱中症で寒いと感じる理由

  4. 水分が失われてから人間の体内で何が起こるか?

  5. そもそも熱中症になる原因

  6. 何時間で熱中症になるか?

など、夏が来る前に確実に暗記しておきたい事項を掲載。

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身近な人、大切な人それとも、あなたが
なんらかの理由で熱中症になったのであれば

「なんとなくこうした方が良いんじゃない?」

といった安易な考えで、
間違った応急処置をして熱中症を悪化させでもしたら
取り返しがつかないことになり兼ねませんし、

大事な家族や大切な人が
熱中症で倒れでもしたら・・・と考えると

  • 何をすべきか?

  • 出来ることはあるか?

と言ったことを事前に把握して置けばいざという時に
あたふたせずに落ち着いて対処することができます。

「熱中症で倒れるなんてよっぽど無いでしょ?
自分には関係ない。」

と思うかもしれませんがもし熱中症で死なれでもしたら・・・
責任の取りようがありません。

なんとなくやばそうだけど熱中症くらいで死なないでしょ?
と油断して自分も周りも危険に晒すことはありません。

最低限対応できるように知識を身に着けておくことは
多少の時間を掛け、頭を使えば小学生でもできます。

3を1にするのが事前対策だとすれば
9を一時的に7、5くらいまで危険度を落とすことができる
それが応急処置の持つ可能性だと思います。

福井市の広報ビデオです。実践レベルで役に立つか
どうかはわかりませんが、参考にはなると思います。

熱中症は「明日は我が身」

2013年は熱中症に掛かった人が60000人弱、
そのうち死亡した人は90人弱
です。
1%を下回り割合だけで見れば低確率ではありますが

「夏、6月~9月の3ヶ月の間に
日本全国でおよそ90人が熱中症で死んだ。」

と受け取り方を変えれば

「熱中症は死の恐怖がある病気」

のように感じると思います。

若いから大丈夫、年寄りは危険ということもありません。
年齢分布的には年配の方のほうが熱中症になるケースが多いです。

実際は、若くても熱中症で死にます。

筆者が学生の時にそれを隣の学校で起きたことがありました。
亡くなったのはバスク部の男子高校生でした。

「でも実際熱中症で死ぬ確立は低いんでしょ?
俺は私は大丈夫。関係ない。ない。」

と思った人はこれから紹介する内容を読んでも時間の無駄です。
今すぐ私のブログを閉じてのんびりネットサーフィンして下さい。

「熱中症ってよく聞くようになったけど実はよくわかってない。」
と思っている人に向けて価値ある内容を提供していきます。

熱中症にかかると最悪の場合
「寒い」と感じることが事実、あるようです。

熱いことが原因で熱中症になったのに
なぜ「寒い」と口に出して言うのでしょうか。

一見、矛盾しているように思えますが「熱中症で寒気を
感じる現象」には明確な理由があるのです。

なぜ熱中症患者が寒いと言う?

熱中症で体温調節機能が乱れたからです。

体感温度は脳が決めていますが、脳に異常をきたしており、
体温は高いし、外気温も高いので脳がエラーを起こし、

「寒い」と感じることで強引に体温を下げようと
指令を送っていると考えられます。

簡単に言うと「熱すぎて壊れた体温計」をイメージすると
わかりやすいかもしれません。

どうして体温調節機能が停止するのか?暑くて汗が出て、
暑すぎると熱中症の初期症状で「汗が止まらない。」状態になります。

この時点ではまだ体温調整機能は正常に働いていますから
普通に水分補給していればよっぽど大丈夫なのですが

水分を摂り続けないでいると

汗として体内の水分がどんどん失われるばかりになります。

ある程度は汗を出すことで体温が下がりますが、
限界を越えると汗は出るけど体温は下がらなくなります。

体温調節機能は脳の視床下部という脳みその更に中にある
かなり小さな場所で行っています。

交感神経、副交感神経の自律神経系の調整も視床下部が
行っており、生存維持に非常に重要な役割を果たしています。

重度の熱中症では後遺症で視床下部の異常でスポーツ障害や
視力低下、肝機能障害などその後の人生が変わる恐れもあります。

車と違って人間は体内の水分が一旦からっぽになっても
いきなりストップすることはありません。

口からの水分補給をしないでも内臓から無理やり
水分をひっぱってきて最低限の生命維持を果たそうとします。

ですが、低クオリティな水分での
血液循環
が行なわれてしまうので長期的に見ると
とても健康とは言えない状況に陥ります。

具体的には頭痛やめまいにはじまり、便秘、睡眠障害などなど
早い話しが脱水症状が続くと死にます。

兎にも角にも限界を超えた暑さで汗が出すぎて

水分補給しない状況が続くと汗が出なくなります。

当たり前のことを言いますが
人間が正常な体温調節機能を維持している時

・気温の上昇で皮膚が乾燥するのを防ぐために汗が分泌
・寒いときに毛穴から体温が逃げないようにするために鳥肌が立つ

上記に挙げたような防衛反応を起こしてくれます。

汗の出方でどの位の危険度なのかが、
ある程度判断できることを憶えておきましょう。

まだ汗が出ているなら危険度は低いですが、発汗で失われる
ミネラルを補給せずに水だけ飲んでいると熱痙攣といって
低ナトリウム血症と呼ばれる状態になります。

水だけ飲んでいると体内のナトリウム濃度を正常に保とうと
する為、汗は出続けます。すると発汗と水分補給が
間に合わなくなり、熱疲労と呼ばれる状態になります。

熱疲労になると汗はまだかきますが皮膚が冷たくなります。

熱中症で体温調整機能を失うと最終的には
汗が出なくなります。
これは最も重度の熱中症で熱射病と呼ばれる状態なのです。

熱中症に掛かる理由は

極端に言えば暑すぎる環境に居たからです。
高温、多湿がキーワードとなります。

私自身、汗が出なくなるほどの熱中症に掛かったことはありませんが
汗が止まらない。喉がカラカラといった脱水症状の
前触れを経験したことは何度かあります。

何時間で熱中症になるの?

マスコミも専門家も口を揃えて長時間暑い場所に
居続けるのは気を付けましょう。

みたいなことを言いますが肝心な「長時間って何時間なの?」
という具体的な部分を明確に話している人は少ない気がします。

「過去に熱中症に掛かった人は
何度くらいの暑いところに何時間居続けて
どれだけの頻度で水分を摂っていなかったの?」

そういう具体的な部分が私は気になったりします。

熱中症と時間はあまり関係がなく、「喉が渇いた・・・」
と感じた時は既に脱水症状らしいです。

つまり、暑ければ暑いほど発汗は早くなり、
水分補給の必要性が高まるわけです。

なので例え30分でも1時間でも2時間でも危険なものは
危険です。逆に適切に水分+塩分を補給していれば、しっかり
休息をとっていれば何時間でも正常な状態を保つことは可能です。

ですから積極的に綺麗なミネラルウォーターを飲むことを推奨します。
ポカリスエットがオススメです。中々飲む暇が無い人もいると思います。

一度でも熱中症に掛かった経験のある人は手遅れになる前に

勇気を持って遠慮せずに飲めるときに
お水を飲みましょう。

水分補給が大事とわかっていてもなんらかの事情が重なって
長時間水分が補給できず限界を超えると結果熱中症になります。

先ほどもちょっと触れましたがポイントは屋外、屋内関係なく
高温、多湿な環境であれば、注意する必要があることです。

熱中症は冬でも死亡例があるらしいです。

そして水分補給はただ水を摂るだけではナトリウムなどの
ミネラルは発汗で失われるばかりですから、塩分も摂る、
スポーツドリンクや塩飴、食事などでバランス良く栄養補給しましょう。

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