コルチゾールとは曖昧な概念“ストレス”を理解する鍵だ!

ルチゾールが何か知っていますか?と聞いたら
おそらく10人に1人くらいしか知らないでしょう。

しかし、皆さんストレスってわかりますか?と聞いたら
100人中100人が「わかるわかるストレスだらけで困ってる」
と回答するかもしれません。

会社ではストレスチェックが義務付けられ、10年前に比べたら
ストレスは確実に存在するものだと認識は変わってきたと
思いますが、じゃあストレスってなんなのか?

なんとなく嫌な存在で、生きている上で邪魔な存在、
それくらいの認識しかないようではストレスを解消しようにも
実は間違ったアプローチを取ってしまっているかもしれません。

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ストレスを科学的に理解する為には
コルチゾールという副腎皮質ホルモンの性質を
理解するのが近道だと思います。

副腎皮質ホルモン?何それ?という感じかもしれませんが、
順番に説明します。副腎とは腎臓のそばにある組織で、
副腎皮質というと副腎の表面の組織のことをいいます。

ホルモンとはたんぱく質のことですが、液体とか個体
というより、血液中に溶けているものです。

コルチゾールは朝最も多く分泌し、
寝る前に一番少ないと言います。

では普段は出ないか?というとそうではなく、
ストレスを感じた時に副腎が反応し、ドクドクとひそかに分泌します。

寝起きに「あぁ…起きたくない、仕事行きたくない。
布団から出たくない。」と鬱っぽい気分になるのは
コルチゾールが大量に分泌されているからでしょう。

つまり、毎日嫌なことがあろうとなかろうと毎朝
起きる時にコルチゾールは絶対に出る、つまり

生きている限りストレスの無い世界はあり得ないことがわかります。
僕達の身体はストレスを感じる度にコルチゾールが
分泌してしまう仕組みになっています。

ではコルチゾールをなるべく減らせば良いか?といった
発想になるかもしれませんが、ある程度は必ず必要なのです。

コルチゾールが僕達の身体に必須な理由

実はコルチゾールが無いとアドレナリンやグルカゴンといった
生きる上で必須のホルモンが作動してくれません。

アドレナリンは人間だけでなく動物が獲物を捉える時や
敵から逃げる時に一気に分泌し、全身の筋肉を
使えるようにします。生存に不可欠なホルモンです。

痛みを感じにくくする働きもあります。極度の興奮状態に
なるとアドレナリンによって骨折していても
痛みを感じない場合もあるようです。

コルチゾールが無いとグルカゴンも働いてくれません。

グルカゴンはどんなホルモンかと言うと、炭水化物の代謝を
してくれる非常に重要なホルモンです。

ちなみにインスリンはあなたも聞いたことがあるのではないでしょうか?
実はインスリンとグルカゴンは密接な関係があります

インスリンは血糖値を下げるのに対してグルカゴンは
血糖値を上げる働きがあり、インスリンとグルカゴンは
対になっていて近年糖尿病治療でグルカゴンの存在が注目されています。

この時点でコルチゾールは十分人体の生存に必須である
ことが十分わかると思います。

コルチゾールがあまりにも低下し過ぎると

めまいや立ちくらみ、生理不順や色素沈着(シミに似た
肌の黒ずみ)などの症状が現れるアジソン病になる恐れがあります。

アジソン病は犬の病気でもありますが、人も発症します。

ではストレスをあまりにも受けて

コルチゾールが分泌し過ぎの状態は良いか?

というとそうではありません。

コルチゾールの分泌過多は記憶力に密接な関係のある脳の
海馬を萎縮させる
ことに繋がり、コルチゾールが脳細胞を
死滅させ、認知症へと繋がる
と言われています。

このようなことから何がわかるか?

ストレスはある程度は必要、ほどほどに

ストレスによってコルチゾールが増えたり減ったりするわけです。

あまりにもストレスが無い環境だとコルチゾールが少ないわけですから、
炭水化物の代謝をしてくれるグルカゴンも仕事をしてくれない、

血糖値を上げて全身の筋肉を使えるようにしてくれたり、
痛みを軽減するアドレナリンも働いてくれないわけです。

コルチゾールには炎症を抑える働きもあるので、
怪我が治るのも実はコルチゾールのおかげなのです。

しかし、多すぎるとまた問題、コルチゾールはアミノ酸の
働きを邪魔するので筋肉細胞がうまく合成されず、
筋肉が減る
といいます。

コルチゾールが多すぎる状態が続くと顔やお腹は太る
というのです…腕や足は細いけどお腹は出てる、顔も
ふっくら、あんまり良い見た目とは言えないですよね。なので

コルチゾールが多すぎるかを知るためには
自分の体格はどうか?がバロメータになるかもしれません。

腕の筋肉も満足してる、お腹もそう出てないという場合は、
風邪をひきやすいまたは風邪を引いたら長引くかどうか
今まで無かったアレルギー反応が出たりするかもチェックすると良いです。

コルチゾールが低すぎると免疫力が低下するからです。

免疫力」と聞くと、「重要だよね。」と感じている人も多いでしょう。

なので、ここまでストレスを科学的にコルチゾールの存在を
知ることで理解してきましたが、自分にとって

コルチゾールは多いか少ないか?ちょうど良いか?
わかりやすく知る術が欲しいところです。

コルチゾールを唾液から検査するキットがありますが、
今のところ専門的な道具でしかなく、需要が無いためか
結構高いので、相当興味のある人しか買わないでしょう。

唾液中のコルチゾールを定量するキット

もっと簡単な方法で体内のコルチゾールの量を知るには
さきほど述べたような体型から判断することや
アレルギーや風邪を引く頻度から判断する方法、

その他にも血液型でも大きく差があり、A型の人はO型の
人に比べ2倍もコルチゾールが多かった
というデータもあります。
男女差もあり、女性のほうが多少コルチゾールが多めといいます。

まとめると

  • A型の人は要注意

  • 筋肉少なめお腹と顔ふっくらはコルチゾール多め

  • アレルギーや風邪に悩みがちな人はコルチゾール少なめ

ということくらいでしょうか。

後はスマホやタブレットのアプリで「ストレス診断」「ストレスチェック」等と
検索すればいろいろ出てきますのでそういったもので
大体のバロメータを把握しておくのも良いですね。

コルチゾールを減らすにはビタミンC(レモンなど)や
DHA(魚)が良い
そうです。増やす場合はストレスの
多い環境に身を置けば良いでしょうw

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