夏は曇りの方が紫外線は強い。は嘘?本当?

外線は1年を通して5月~9月にかけてピークを迎えます。
なので夏に紫外線が強いことは事実です。

12月と5月を比べると紫外線量はおよそ2倍近く違います。
これは冬に比べ夏の方が太陽の日照時間が長くなることや、
太陽の光が大地に降り注ぐ角度の違いによることが理由です。

では、「晴れより曇りの方が紫外線は強い。」という噂を耳にしますが、
これは嘘なのでしょうか?本当なのでしょうか?

答えは、です。

しかし、曇りでもむしろ紫外線が強くなることがあります。

もう少し詳しく説明していきます。

雲1つない快晴を100%とすると天候が曇りの時は、
およそ50~90%に紫外線が落ちる
と言われています。

50と90ではかなり開きがありますが、薄い雲りなのか、
普通の曇りなのかでも紫外線量は異なるということです。

雨になると30%まで落ちます。

ここまでは多くの専門家が言っていることで、疑問を持つ人は少ないと思います。

それではなぜ「曇りの方が紫外線が強くなる。」
といった噂が広まったのでしょうか?

それは、

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雲による散乱光の存在が一番の理由だと思います。


さきほども述べたように曇りは晴れの5割~9割の紫外線量になる
といいましたが、この法則の通りにいかず、曇りでも晴れの日よりも
多い紫外線量を観測することがあります。

それは散乱光や反射光などの直射日光以外の光によるものでしょう。

雲が白い理由は雲が太陽の光を遮っているとき、雲の元になっている水滴や、
氷の粒に太陽の光があたり、散乱するからなのです。

単純に太陽の光といっても、実は大きくわけて3つの種類があります。
もっとも紫外線量が多い直射日光、空気の粒子に当たり散らばる散乱光
地面や建物などの物質に反射する反射光です。

太陽の光のうち直射日光以外の光は天空光とも言います。
これが散乱光と同じ意味を持つわけです。直射日光との違いは、
光の方向性が無いため室内に入ってくることです。

曇りの日に外出していて、たまに思わず息を飲んでしまうような、
感動的な風景に出くわすことがあります。
雲の間から光が差し込んでいる風景です。

実はこの時、曇りでも快晴よりも多い紫外線量を観測することがあるのです。


散乱光の他にも曇りの方が紫外線が強いと誤解させるデータがあります。


日差しが強くて暑いので晴れの印象が強い夏ですが、
実は1年のうち最も曇りの確立が高いのが夏なのです。

厳密に言うと

6月は梅雨なので曇りが多いのは当然として、その次に曇りが多いのは、
7月と5月です。
8月と9月はそこまで曇りはありません。
あまり知られていませんが、11月~3月は曇りが少ないのです。

つまり単純に5、6、7月にかけて曇りが多く、暑くなりストレス指数も上がることから、
「曇りの方が紫外線量が多い。」と誤解が生まれたのだと思います。


UVの話


紫外線はUV(UltraViolet)とも言います。

聞いたことがあるかもしれませんが、このUVには3種類あり、
オゾン層を通過できないが最も害の大きいUVC

肌が黒くなる「日焼け」の原因であるUVB
20年、30年と蓄積し、シミとなって現れるUBAの3つです。

専門家の話ではUVAの中でも「ロングUVA」と新たな名前を付けて、脅威を印象付けています。



新たな名前を付けるのはマーケティングの基本でもあるので
大して気にすることは無いと思いますが、

実際に大気圏を突破して人間に悪さしているのはAとBと言われています。

UVBは皮膚がんの原因と言われており、強力ではありますが、
雲にある程度遮断されたり、室内にはそれほど入ってこなかったり、
日傘やサングラスなどの物理的な対処で遮断が可能といわれています。

UVBは皮膚の表皮までしか到達できないと言われています。

UBAは雲だろうが窓ガラスだろうが関係なく、肌の奥まで到達してくるやつです。
日傘をしようが長袖を着ようが、室内にいようが入ってくる。
目に見えて威力があるわけでは無いが遮断が難しく、

長期的にダメージを与え、肌のシワ、シミ、たるみの原因となるのがUBAです。
美肌の元であるコラーゲンを破壊するとも言われています。

UBAは皮膚の真皮まで到達すると言われています。


さらに深く理解したい人は次の記事も参考になるかもしれません。

日焼け止め、子供用と大人用で違いはある?

まとめ


寒さが無くなってきて暑さが気になりだす4月下旬~徐々に紫外線が強くなってきます。

そして曇りが多いのは5、6、7月です。なので曇りは晴れよりも紫外線が強い。
と嘘の情報が広まったわけですが、UVAに関しては曇っていても肌の真皮、
つまり奥まで攻撃してくるのです。

紫外線によるダメージによる症状はシミ、シワ、たるみなどがありますが、
これらを人くくりに「光老化」とも言われています。光老化はUVAの仕業で、
最も見た目に影響があるので、やっかいです。

紫外線を正しく理解し、できることなら対策をすべきです。
いますぐ紫外線対策をするなら次のページもご覧ください

紫外線で目が痛い!すぐできる5つの対処法

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